1. モルタル外壁 と
カラーベスト屋根 の塗装
既存の外壁・軒天はモルタル下地に吹き付けスタッコで、玄関周りは意匠タイルです。
屋根はカラーベストで、意匠性のある外構塀と、 自動車2台分の大きなカーポートがある大きなお家です。
既存の外壁・軒天はモルタル下地に吹き付けスタッコで、玄関周りは意匠タイルです。
屋根はカラーベストで、意匠性のある外構塀と、自動車2台分の大きなカーポートがある大きなお家です。
塗装工事の最初の工程として仮設足場を掛けます。(右の写真)
屋根の高圧水洗の際、汚水が近隣に飛散するのを防止する為、屋根軒先の高さより高く組み上げるようにします。
水洗時には外周メッシュシートに加えてブルーシートで周囲を囲みます。
屋根・外壁とも丁寧に高圧水洗で汚れを落とします。
塗装工事の最初の工程として仮設足場を掛けます。(右の写真)
屋根の高圧水洗の際、汚水が近隣に飛散するのを防止する為、屋根軒先の高さより高く組み上げるようにします。
水洗時には外周メッシュシートに加えてブルーシートで周囲を囲みます。
屋根・外壁とも丁寧に高圧水洗で汚れを落とします。
高圧水洗の際、3つの注意点
- 注意点1
- 近隣への汚水飛散防止の為、風向きに留意して風下に洗濯物や自動車等が無いか確認し、無理な洗浄作業はしない。
- 注意点2
- 屋根材の重なり部分への漏水防止の為、噴水角度を重なり部に対して鋭角にしない。
- 注意点3
- 屋根・外壁等の高圧水洗後に軒樋の中、サッシ周り、その他周囲に飛散している汚水の清掃。
そして、よく乾燥させてから塗装作業に入ります。
高圧水洗によって脆弱層を撤去した屋根には、スレート素地が露出しているところが多くみられます。
高圧水洗によって脆弱層を撤去した屋根には、スレート素地が露出しているところが多くみられます。
まず初めに弱溶剤エポキシシーラーを下塗り。
…吸い込みが多かったのでシーラーを2回塗りしました。
吸い込みが多くて下塗りを2回塗らなければならない場合でも、2回目は吸い込みも少なく「サラッ」と塗れるので、「見て見ぬ振り」をするよりも苦になりません。
まず初めに弱溶剤エポキシシーラーを下塗り。
…吸い込みが多かったのでシーラーを2回塗りしました。
吸い込みが多くて下塗りを2回塗らなければならない場合でも、2回目は吸い込みも少なく「サラッ」と塗れるので、「見て見ぬ振り」をするよりも苦になりません。
屋根上塗材料はエスケー化研クールタイトSiを使用しています。
2液性弱溶剤遮熱シリコンで、遮熱性があり耐候性に優れた塗料です。
屋根上塗材料はエスケー化研クールタイトSiを使用しています。
2液性弱溶剤遮熱シリコンで、遮熱性があり耐候性に優れた塗料です。
写真に写っている上向き2本指はVサインではありません。
上塗り2回目というサインです。
右の写真をよく見ると、下屋(1階部分の屋根)に付いていた足場ジャッキを紐で吊り上げた状態で塗っています。
足場の踏み板の上での塗装作業は先に仕上げておいて、乾くまでジャッキを下ろさずそのままにしておきます。
足場屋さんが足場を解体してからの補修塗では十分な塗膜が得られないからです。
写真をよく見ると、下屋(1階部分の屋根)に付いていた足場ジャッキを紐で吊り上げた状態で塗っています。
足場の踏み板の上での塗装作業は先に仕上げておいて、乾くまでジャッキを下ろさずそのままにしておきます。
足場屋さんが足場を解体してからの補修塗では十分な塗膜が得られないからです。
クールタイトSiはカラーベストのような薄型スレート瓦の場合、弊社では一番使用頻度の高い塗料です。
他社にも同等品はありますが、粘りと肉持ち感が良いので遮熱塗料としてはこれを使っています。
予算に余裕がありご希望があれば、少し材料代として高くなりますが、より耐候性に優れた「クールタイトF」2液性弱溶剤遮熱フッソもお勧めです。
水性タイプのクールタイトシリーズもありますが、苛酷な環境に曝されている屋根の事を思うと、私は屋根の場合「2液性弱溶剤派」です。
外壁の下塗りはエスケー化研アンダーサーフDSを使用しました。
アンダーサーフDSは透湿性のある下塗り材です。
塗替え前の躯体内に残存している水分の蒸発により、塗り替えた塗膜の膨張を防ぐ機能があり、主に厚膜型弾性塗材の下塗り材として使用します。
このたびの外壁は弾性ではなかったのですが、厚膜型(スタッコ)なので多孔質と言う観点で同じリスクがあると考えられるので多少材料代が高くても「コレ」を選びました。
上塗りはエスケー化研 水性プレミアムシリコンを使用しました。
安心・安全のため、塗料は極力大手塗料メーカーの中から選んでいます。
中でも水性プレミアムシリコンは、他の大手メーカーの同等品と比べても「しゃぶくなく」職人感覚からすればポッテリと樹脂感が感じられます。
(写真左)外壁の下塗りはエスケー化研アンダーサーフDSを使用しました。
アンダーサーフDSは透湿性のある下塗り材です。
塗替え前の躯体内に残存している水分の蒸発により、塗り替えた塗膜の膨張を防ぐ機能があり、主に厚膜型弾性塗材の下塗り材として使用します。
このたびの外壁は弾性ではなかったのですが、厚膜型(スタッコ)なので多孔質と言う観点で同じリスクがあると考えられるので多少材料代が高くても「コレ」を選びました。
(写真右)上塗りはエスケー化研 水性プレミアムシリコンを使用しました。
安心・安全のため、塗料は極力大手塗料メーカーの中から選んでいます。中でも水性プレミアムシリコンは、他の大手メーカーの同等品と比べても「しゃぶくなく」職人感覚からすればポッテリと樹脂感が感じられます。
「費用対効果」と言う観点で 耐候性が非常に良いのでお勧めの塗料です。
正面の意匠タイルは エスケー化研 タイルセラクリーンを使用しました。
含浸タイプなので、乾くと塗ったかどうかが判らなくなってしまいます。
「タイル」や「レンガ」などは塗装の範囲ではないと思っている方が多く、塗装の範疇ではないと思っている業者も多いようです。
「塗ったかどうか判らんかったら 塗るだけ損や!」という意見は別として、炭酸ガスによる中性化を防止して、躯体をがっちりガードします。
一般的な建物の付帯塗装の対象として、雨樋・雨戸・水切り・ベランダ床等があります。
前にも述べた通り、各対象物の種類によって下地処理・下塗り材が異なります。
本物件の下地処理・下塗り材
雨樋・・・
目荒らしケレン → エスケー プレミアムNADシリコン2回塗
雨戸・・・
目荒らしケレン → 関西ペイント 密着バインダー → エスケー プレミアムNADシリコン2回塗
FRP床・・
アセトン脱脂 → 大同塗料 塗り替え用プライマー (2液性強溶剤エポキシプライマー) → 大同塗料 ユカクリートAU(2液性強溶剤アクリルウレタン)
付帯塗装を軽視せず、お客様との約束事として見積書には具体的な内容を明記しています。
↑意匠性のある外構塀が地盤の影響で割れていました。
速乾モルタルにポリマー樹脂を混入して 「速乾樹脂モルタル」として、カチオンモルタルと併用して補修しました。
意匠性のある外構塀が地盤の影響で割れていました。
速乾モルタルにポリマー樹脂を混入して「速乾樹脂モルタル」として、カチオンモルタルと併用して補修しました。
カチオンシーラー塗布後、エスケー アートフレッシュを2回塗しました。
「エスケー ベルアート」「アイカ ジョリパット」などの意匠性のある塗り替えに向いています。
最後にサービスで大きなカーポートを水拭き掃除をして、足場を解体して、完成です。
最後にサービスで大きなカーポートを水拭き掃除をして、足場を解体して、完成です。
お施主様は、複数社から見積りを取られた中で弊社にご注文いただきました。
お施主様の友人も紹介していただき、その方からもご注文いただきました。
一方、現場の仕事ぶりをご覧になっていた御近所の方からもご注文いただきました。
後にその方の友人も紹介していただき、ご注文いただきました。
数珠つなぎのように信頼していただき、ご注文いただいた皆様に 本当に感謝申し上げます。