鋼板屋根・塩ビシート防水・ウレタン防水の塗装事例【大阪府枚方市】
鋼板屋根・塩ビシート防水・ウレタン防水の塗装事例【大阪府枚方市】について紹介します。
- 施工
概要 -
①ガルバリウム鋼板屋根、弱溶剤ウレタン遮熱塗装。
②塩ビシート防水層、塩ビシート専用強溶剤ウレタン塗装。
③ウレタン防水層、ウレタン防水層専用強溶剤ウレタン塗装。
・・・の様子を御紹介します。
3種類とも大阪 枚方市に所在する、長尾台診療所様の屋上及びデイケアセンターの屋根 及び屋上です。
01ガルバリウム鋼板屋根、弱溶剤ウレタン遮熱塗装
築9年のガルバリウム鋼板の屋根です。
「まだ塗り替えなくても大丈夫ですよ!」と言ったのですが、後で紹介する塩ビ防水シートの保護塗装をするついでに此処も塗装をするという事なので、遮熱塗装をお薦めしました。
直ぐ下に駐車場があるので、水洗いも慎重にデッキブラシ等による手洗いをしました。
屋根洗いのついでに看板フレームを洗っています。
遮熱塗装下塗り「クールタイトプライマー」終了。
・・・鋼板屋根は特に夏の太陽熱を吸収しやすいので、遮熱塗装をすることによって鋼板の表面温度の上昇を抑えることができます。
遮熱塗料「クールタイト」を2回塗りして完成です。
02塩ビシート防水層、塩ビシート専用強溶剤ウレタン塗装
施工前。
デッキブラシを用いて水洗い中。
写真は有りませんがこの後、残った汚れ部分をもう一度織布研磨材で掃除をしました。
塩化ビニルシート防水の保護トップとしては、一般的には塩ビシート内の可塑剤の移行を考慮してなのか、水性トップを使用するようですが、「塩ビ」の上に「水性」は密着の点で個人的に一抹の不安を持っています。
そんな中、いろいろ調べたところ、日本特殊塗料の強溶剤ウレタン「プルーフロン」を見つけました。
プライマー終了。
塩ビからの可塑剤の移行が起こらない透明のプライマーです。
擦りつけるように塗って、塩ビシートに融合させます。
施工していても密着性の点で安心感が有りました。
強溶剤ウレタントップは1回塗りで、0.2kg/m2とカタログに書いてありましたが、この手の塗料で1回塗りで均一な0.2kg/m2はかなり無理があると思ったので、2回塗りで0.2kg/m2としました。
03ウレタン防水層、ウレタン防水層専用強溶剤ウレタン塗装
診療所棟の屋上です。
6年前に ウレタン防水をさせていたたきました。
今回は防水層を保護する為にトップコートを塗装しました。
以前に強溶剤アクリルウレタントップを塗装しています。
塗膜表面に少々のチョーキング(白化現象)は見られるものの、まだ十分に活膜として機能しているのですが、カラスが汚してきたない状態でした。
早めのメンテナンスは私共にとって有難いことですし、建物の耐久性にとっても良いことです。
不織布研磨材を用いて水洗いをしました。
ピカピカになりました。
塗装をしなくても「これでOK!」と思うぐらいです。
強溶剤ウレタンの塗り替え専用のプライマーを下塗り後、強溶剤ウレタン「トップコートAU」を2回塗りしました。
ラセン階段から見た、3種類の塗装後の状態です。
ちなみに 写真の看板は、鉄骨・基礎共に開業当時(28―9年前)に先代(親父)と施工したものです。
看板面板は2代目です。
屋上や屋根は、太陽光線・雨風・寒暖の変化等、苛酷な状況に曝されています。
早めのメンテナンスが建物を末永く維持する秘訣です。
弊社では よりコストパフォーマンスの高い塗装を御提案しています。