塗り替えワンポイントメモ

京都府八幡市の物流倉庫床塗装工事が完工しました!

2025.09.05

2025年

こんにちは、誠司です。

8月上旬から施工していた、京都府八幡市の物流倉庫床塗装工事!

下地調整が完了して、いよいよ塗装工事に進みます。

まずは、下塗りです。

大同塗料『ユカクリート塗り替え用プライマー』を使用しました。

2液性の珪砂入りエポキシ樹脂下塗りで、強力な付着性・密着性があり、信頼できる塗料です。

下塗りの密着性を高めるために、全体を研磨して、塗料が食いつく下地を作っています。

その後、『ユカクリートタイル#70』をコテで中塗りしました。

この工程は、細かな巣穴やあばたを埋めて平滑な下地にする役割があります。

『ユカクリートタイル#70』で厚付け塗りの仕上げもありますが、今回はローラーで薄膜仕上げです。

上塗りは『ユカクリートスタンダート』を塗りました。

厚膜仕上げと薄膜仕上げのメリット・デメリットはそれぞれあります。

厚膜仕上げの場合、メリットとしては厚い塗膜を付けるので、床の不陸がより均等になります。

またコテ塗りなので、塗り継ぎが出にくく、鏡面で綺麗に仕上がります。

デメリットは、硬質な塗膜なので、一度割れてしまうと連続的に塗膜が捲れてメンテナンスが大変です。

下地にひび割れが多いと、耐久性が懸念されるかもしれません。

薄膜仕上げのメリットは、コストが抑えられる点と、メンテナンスの簡易さにあります。

使用する塗料が薄膜の方が当然少なく施工できますし、ローラーや刷毛で上から塗装すれば簡易に補修できます。

デメリットは、やはり下地が悪ければ、それがそのまま出てしまう仕上げとなります。

今回は、コストとメンテナンス性を考慮して、薄膜仕上げを選定しました。

上塗り2回目です。

上塗りは適切な塗布量を付けるために2回塗りをしました。

『ユカクリートスタンダート』は、2液性エポキシ樹脂塗料で、強度・密着性・耐摩耗性に非常に優れています。

施工後。

ライトグレー色で塗装して、艶感のある綺麗な仕上がりになりました。

オーナー様、ご依頼いただき誠にありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

 


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