施工事例ビフォーアフター

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京都府

戸建て住宅モニエル瓦屋根塗装とサイディング外壁塗装事例【京都府宇治市】

施工前
施工後

京都府宇治市の戸建て住宅、O様邸。 
モニエル瓦屋根、2液性弱溶剤シリコン塗装 。
サイディング外壁、1液性水性シリコン塗装の様子をご紹介します。

既存の外壁は、サイディングの上に吹付けリシン、屋根は乾式コンクリート(モニエル瓦)です。

↓ サイディングボードの一部が、外壁面から膨れ出ていたので、御施主様のご希望により、膨れた部分を切り離して確認したところ、内部の構造物に押されて飛び出たものでした。

 

↑ 躯体を削るわけにもいかないので、切り離したボードの裏を削って元の位置に固定し直しました。

ビス止め⇒コーキング⇒樹脂モルタル均し・・・。

大小3か所在りました。

 

 

↓ 外壁目地は全て撤去。

↓ ノンブリードウレタンコーキングに打替えました。

高圧水洗を経て、外壁塗装は、エスケー化研の水性ソフトサーフSGを下塗り。

続いて、エスケー化研の水性セラミシリコンを2回塗りしました。

勿論、塗布量はカタログ値0.3kg/m2をキープしています。

 

 

屋根はモニエル瓦です。

 

 

既存のスラリー層 (茶色の粉っぽく付着している層)をしっかりと洗浄しなければ、いくら良い塗料を塗っても経年で必ずと言ってよい程塗膜剥離します。

洗浄後、乾いた状態で軍手に粉が付かなくなる程、徹底的に洗います。

乾いた状態で確認して、水洗いが不十分な箇所を再度洗って、洗浄終了。

 

この度使用する塗料は、乾式コンクリート瓦用としては有名な、オリエンタル塗料のマイティーシリコンです。

メーカーの標準仕様は、シーラー下塗り工程が無く、マイティーシリコンの2回塗りです。

私からすれば、コンクリート素地にはシーラー下塗りが必要不可欠なものだと確信している中、メーカーの技術に問い合わせた処、シリコン含有率が高く、密着も良好なので シーラーは必要なく、専用のシーラー設定もないとの事。

なので、メーカーの技術に逆らってまでシーラーに拘る事無く、せめてシーラー代わりにと、1回目の塗装はマイティーシリコンをシンナー希釈率30%程度に薄めて『浸み込め感覚』で施しました。

薄めた塗料でも吸い込みが多くて、思った以上に材料を使いました。

この『根に浸み込む』感覚が、安心させてくれます。

2回目塗り作業中。

躯体表面が安定してきました。

3回塗りをして、充実感を持って終了しました。

その他、雨戸・雨樋・ボーダー・水切りなど、すべて弱溶剤型シリコンで仕上げました。

 

宇治市のO様。

弊社よりも安い所があったと聞きます。
それでも弊社を選んでいただきました。
施工中はご主人とも、いろいろありました。
奥様は口数は少ない中で、弊社への深い信頼を感じました。

本当にお世話になりました。

 

↓おまけ。ご主人、お元気で。

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