施工事例ビフォーアフター

Before&After

大阪府豊中市

大阪府豊中市にお住いの2軒のお客様の一戸建て住宅外壁・屋根・ベランダ塗装工事。

施工前
施工後

次男誠司です。

今回、11月上旬から11月下旬でお世話になっていた、大阪府豊中市にお住いのN様、T様の2軒の一戸建て住宅外壁・屋根・ベランダ塗装工事の施工内容について詳しくご説明していきます。

今回の施工内容は、

・屋根遮熱塗装

・外壁塗装

・付帯塗装(雨樋、ボーダー幕板、庇屋根、など)

・ベランダ防水塗装

になります。

施工期間は、1週間ほどです。

それでは、塗装工事の工程順にご紹介していきます。

 

1.高圧洗浄

工事の初めは高圧洗浄をします。2軒のお家の周りをブルーシートで覆いました。

ブルーシートを張ることで、周りに高圧洗浄した汚水が飛ばないようにします。

写真を撮っている方向は駐車場で、車がたくさん停まっていましたので、特に注意して洗っていきました。

この写真は屋根の洗浄をしています。

今回、足場を変則的に組んでいて、正面玄関には足場がありません。

正面はベランダの外壁の塗装とベランダ防水をするのですが、脚立を立てて仕事ができるため、今回足場を設置していません。

なので、正面にはブルーシートを張ることが出来ません。

そこで、一人がブルーシートを持ち、壁になることで、汚水飛散を防ぐようにしました。

このように、臨機応変に丁寧な良い仕事を徹底しています。

屋根・外壁の汚れをしっかりと洗浄できました。

 

2.コーキング処理

外壁目地やサッシ廻りのコーキングを打ち替えしていきます。

塗装工事をする際、コーキングの打ち替えも一緒にしていきます。

まずは、劣化している既存のコーキングをカッターナイフで撤去します。

そして、同時にコーキングを綺麗に仕上げるために周りにテープを貼っていきます。

撤去したところにコーキングの密着をよくするために、プライマーを塗っていきます。

そして、コーキングを充填していきます。

今回使用したのは、オートンサイディングシーラントです。

住宅のサイディング外壁の仕様でハイクオリティーのコーキングになります。

 

3.外壁塗装

今回、外壁塗装は塗り分けをしています。

正面はベランダ外壁のみ、その他の箇所は外壁を上段と下段で塗分けしました。

外壁の真ん中にある、ボーダー幕板から上を上段、下を下段としています。

N様とT様の外壁は上段をそれぞれ違う色で塗装し、下段は同じ色で塗装しました。

 

・外壁上段

上段は、サイディング外壁用にSDサーフを下塗りで塗りました。

水性プレミアムシリコン1回目塗りです。

白色から色を塗装しているので、塗ったところがよくわかります。

水性プレミアムシリコン2回目塗りです。

弊社では、外壁塗装でシリコン塗料を標準仕様にしています。

 

・外壁下段

下段は、ソフトサーフを下塗りしました。

マスチック(砂骨)ローラーを使用します。

マスチックローラーは、ヘチマ繊維状になっていて、ボコボコした外壁のパターン模様を表現したい場合に使用します。

上段と同じく、水性プレミアムシリコン1回目塗りです。

水性プレミアムシリコン2回目塗りです。

外壁塗装では基本的に上塗りは2回塗りをしています。

しっかりと塗膜をつけるためで、耐候性を考えてです。

どうしても、1回塗りで塗れる塗料の量は限られています。

せっかく塗装工事をしたのに、すぐに劣化してきたということにならないように、しっかりお客様にも長く満足してもらえるような仕事を心がけていて、2回塗りをオススメしています。

 

4.付帯塗装

付帯塗装とは、屋根・外壁以外の、破風板や雨樋、庇屋根などの塗装のことです。

破風板の塗装です。外壁と同じSDサーフを下塗りし、プレミアムNADシリコンを2回塗りしました。

雨樋塗装です。プレミアムNADシリコンを2回塗りしました。

塗装工事中にN様のご自宅の縦の雨樋がわれているのを発見しました。

見て見ぬふりをしないで、しっかりと雨樋に部材を一部交換し、補修しました。

社長の父が、「弊社の良い仕事について」を書いている記事がありますので、読んでみてください。

・・・弊社、京大塗装工芸について。

庇屋根の塗装です。

サビ止めを下塗りし、プレミアムNADシリコンを2回塗りです。

配管塗装も下段と同じ色のプレミアムNADシリコンを2回塗りです。

今回は雨戸塗装は見積もりに入ってない項目でした。

しかし、外壁が仕上がって、他の付帯塗装が完了していく中で雨戸の汚れが少し目立ちました。

塗装工事が完了して、お客様に後悔してほしくなかったので、サービスで雨戸塗装をしました。

見積もりに記載していることをするのは当然ですが、それ以外にプラスαでさせてもらう事も多々あります。

 

5.屋根塗装

屋根塗装は、シーラー下塗りを下塗りしていきます。

今回遮熱効果をより発揮する、白系の色で屋根を塗装することになりました。

そこで、普段は透明のシーラーを使用していますが、下塗りの段階から白色のシーラーを使用しました。

色が付くと、カラーベスト屋根のひび割れ(クラック)が少し見えてきます。

そういったひび割れ(クラック)箇所もコーキングで補修します。

タスペーサーを挿入します。

タスペーサーは縁切材で、カラーベスト屋根の重なりの部分に挿入します。

重なりの部分には隙間が必要で、そこから雨水が抜けていきます。

隙間がないと雨水が溜まり、漏水の原因になります。

クールタイトSi1回目塗りです。

クールタイトSi2回目塗りです。

クールタイトSiは弱溶剤油性のシリコン塗料で遮熱効果があり、塗装することで、太陽光を反射させ、屋根表面や室内の温度を抑えることが出来ます。

 

6.ベランダ塗装

ケンマロンで表面を目荒らししながら、アセトン拭きをします。

アセトンは有機溶剤(シンナー)の一種で、
既存のFRP表面の油膜を拭き取りに使います。

どちらも次に塗り替えする塗料の密着力を高めるために行う工程です。

クイックメンダーを使って、床のひび割れ(クラック)補修をします。

床の下塗りは塗り替え用プライマーです。

上塗りはAUトップコートを塗ります。

たっぷりと膜厚を付けるように塗装します。

 

7.その他

工事の最後にいつも拭き掃除をしています。ベランダのアクリル屋根を拭き掃除をしました。

 

8.完成

最後に完成写真。

屋根上の完成写真です。

外壁上段の完成写真です。

外壁下段の完成写真です。

正面玄関側のベランダ外壁の完成写真です。

 

以上です。ありがとうございました。

 

 

 

 

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